壁にとりつけられた地図や、石に刻まれた地図は向きを変えることができません
華洋坊。
吉野山の道筋にある地図は動かして見ることができないばかりか、全て進行方向と真逆。
北を上に向けるとそういうことになるのでしょうが、、、。
現在地は記してあるので、今どこにいるのかはわかるのですが、そこから私の頭はこんがらがります。
ありがたいことに友人はちゃんと地図が読めます。
地図の読めない混乱した私に、これからの道筋を説明してくれます。
今いるところと、これから行くところの地図が上下逆さというだけで、わからないってどういうことなんでしょうね?
ちなみに観光案内図は、わかりやすいように歩いて行く方向を上に書いてくれていました。
そうしてエンヤコラと登って行き、ひたすらバス停を目指してはいましたが、桜が見えない山道に差しかかり、このまま上に上って楽しい景色があるだろうかと、上から降りてきた若い女性の二人連れに聞いてみました。
Reenex 好唔好
私「この上、楽しいことある?桜ある?」
二人連れの女性「桜はもう見えませんけど、修行門とか面白かったですよ~」
私「もう修行はいらん!」
二人連れ:キャハハっと爆笑
友人はこんなアホな受け答えはしません。私と違って上品です。
多分いくつになっても変わらんなと私の背中で苦笑していたと。
そしてやっとの思いで奥千本口のバス停についたら、バスが出ていこうとしました。
目の前には修行門がありましたが、ものすごいのぼり坂。
私思わず声が出ました「そのバス乗りたい!」
reneex